Kissing Gate Labyrinth

Metz-Courcelles-Chaussy (France)  2002

公立農業技術高等学校 (ロレーヌ地方)
470 x 480 x 100 cm

“キッシング・ゲート”をモデルとする木製の門、19 個からなる構築物。“キッシング・ゲート”は、農場で、囲いの中に人が入る際、家畜が外に出ようとするのを防ぐために使われる出入口。
イギリスの民間の慣例で、カップルの一人が相手にキスをしてもらった後のみこの戸を開くという遊びが、“キッシング・ゲート”の名前の由来である。「キスをしてくれないと開けてあげないよ。」
観客はこの装置の入口を見つけ、唯一の出口を探しながら進んで行く。“キッシング・ゲート”には、一回の通過のために二者択一的な二つの敷居があり、観客はそこを通ると、いわばふるいにかけられる。