回転するコンフィドン

 2010

Fleury-des-Aubrais
mixed media 240x146x146cm

レジデンスで招待された、精神病院で構想、制作した作品。100 年以上前の当時の画期的なコンセプトで建設された病院で敷地内に多くの建物があり一つの共同体の機能を成している。敷地を囲む壁の全く無かった精神病院に、国の新しい政策により大きな柵が設置されることになった。この柵を使って、コンフィドン(2名が背中合わせに座り、ささやきあって内密に話をすることができる)と呼ばれるタイプの S 字型の椅子を作るプロジェクト。ここでは遊具のように中心軸によって椅子が手動で回転する。